intel Macの開発機Development PlatformのXbenchのスコアが出てます。
PPCバイナリーのXbenchを走らせる為、ここで分かるのはRosettaのスコアとなるわけですが、トータルスコアは『63.23』だいたいG3-800MHz前後の性能ですかね…まあ、エミュレーションならこんなものか…
680×0→PowerPCに移行した時とは違い、OSもApple製アプリケーションも大部分がネイティブで対応してくるでしょうから、OS+iLifeを中心に利用する人にとってはCPUの変更なんて意識する必要はないでしょう、Apple製ソフトだけを使っていればiPodのCPUが何を使っていようが関係ないのと同じ感覚でいられますね(笑)、これからのAppleのメインターゲットであり、一番幸せにMacを使う事ができるのはこの層のユーザーかもしれません。機種で言ったらMac mini、iBook、iMac、eMac、最初にintelを採用してくる(というか、どのタイミングで採用しても影響ない)のは、これらのコンシューマーモデルではないでしょうか? ただし、戦略的にiBookはPowerBookの後になるかも…
次がPowerBook、Apple製以外のアプリはUniversal Binary化待ち、もしくはRosetta上でパフォーマンスダウンして利用する事を余儀なくされますが、パフォーマンスに対する要求はデスクトップ程シビアではないので処理速度と消費電力がバランスする所で切り替えてくるでしょう。またG4もバランス面では優秀なCPUなので、今後1~2回くらいPPCのままでモデルチェンジをする事もありえるのではないでしょうか?
PowerMacのintel移行は最後になるでしょう、純粋なパフォーマンスが要求される分野ですからね!高クロックでブン回せる分、intelの方が速い処理も少なくないと思いますが、PowerMacに要求されるメディア処理でSIMDやFloatに優れるG5を追い越すのはなかなか大変な事だと思います、ましてやUniversal Binaryが普及しないうちはRosettaの足枷付きですから…intel Macの性能が環境を含めてG5を完全に上回るまでは、PowerMacG5は併売されるのではないでしょうか?
今後3〜4年は、互換性でもパフォーマンスでも安定して使えるのはPPC Macでしょう、この間にアップデートするソフトウエアが自然とUniversal Binaryになっていて、3〜4年後intel Macを購入する際に何も買い足さないで済むというのが理想です、僕もしばらくPPC Macで引っ張って、2世代目以降のintel Macに乗り換えようと思っています。
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